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米財政赤字は大き過ぎ持続不可能、金利上昇の恐れ=行政管理予算局長

 米政府が10月16日発表した2009会計年度(08年10月─09年9月)の財政収支は、深刻な景気後退と一連の金融機関救済を受けて、赤字額が過去最大の1兆4000億ドルに膨らんだ。これは国内総生産(GDP)の10%に相当する。

 オルザグ局長はニューヨーク大学で講演し、来年度もほぼ同じ赤字額が見込まれており、現在の予想によると、今後10年間で9兆ドル、平均で対GDP比約5%になると述べ、「この規模の赤字は深刻で、最終的には持続不可能だ」と指摘した。

同局長はこうした赤字について、ブッシュ前政権の減税策や高齢者医療保険(メディケア)向けの補助金、そしてリセッション(景気後退)などによるものだとし、オバマ政権はどのようにして事態を収拾するかについて選択肢を検討していると述べた。


 「大統領と大統領の経済チームは、2月に発表する2011会計年度予算の準備を進めるなか、一連の選択肢について検討を進めている」と語った。