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私たちにしかできないモノを 宝塚宙組・野々すみ花

「今までは原作があったり、時代設定がはっきりしていて資料を読み込んだりして役作りできたんですが、今回は時代設定が近未来で想像の世界。原作があるわけでなく、出演者みんなが人物像を一からつくっていかなきゃいけなくて、最初は手探り状態でした」。

 そんな時に大空からかけられた言葉が今でも大きな支えだ。「こういう私たちにしか、できないモノがきっとあるんじゃないか」。いろんなことにとらわれていた自分が解放され「舞台で心から役としてぶつかれるようになりました。立場がどうであれ、このことは大事にしたい」という。

 あこがれだった立場になったものの、一方で「自分なんて、まだまだなのに」と弱気に思う自分がいる。「でも、最近思うんです。固くならずに、ありのままの自分が出せればいいんじゃないか、と。外見だけとりつくってもダメ。心からにじみ出てくるものが大事かな」。

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