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田村正和(73)

 撮影は2017年春からおよそ1ヶ月をかけて京都・太秦で敢行。田村は「ここは(東映京都撮影所)、大正14年に親父がつくった撮影所(※)で、自分もこの撮影所の近くで産まれました。そういったゆかりのある場所で時代劇を撮影できるということで今回のお話を受けました」とオファーを快諾したという。


 台本を読んだ田村は「狂四郎というのは自分の出生に大変なコンプレックスを持っている男なんですけど、今回少しだけ明るい光が入ってくるような部分もあります。あと大詰めの立ち回り、円月殺法の撮影は、3日ほどかけて撮ったので大変なスケールでお届けできると思います」と自信を込める。


 柴田氏原作の『岡っ引きどぶ』に出演した際に、同氏から『狂四郎は田村にぜひやらせたい』とお墨付きをもらったことを振り返り「やはり原作者から指名していただいて演じるということは光栄なことですよね。その時から公私にわたってお付き合いさせていただきましたので、僕にとって『眠狂四郎』は大事な作品です」と強い想い入れを持っている。


 「見どころは、この歳でもこのくらいできるところかな(笑)。半分オリジナルだけど今日の世界に生きる狂四郎に光がさして最後には大きな対決が待っている。素晴らしい映像と共にお届けできると思います。時代劇はお年寄りにはたまらないと思うけど、今作は若い人にも見てほしいね」とアピールしている。

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