逮捕され、国民的なバッシングを受けたにもかかわらず、田中角栄が、いつのまにか国民的なヒーローとして復権し、戦後政治史になくてはならない政治家として再評価を受けつつあるのに対して、三木武夫の名前が登場するとすれば、わずかに「田中角栄逮捕劇」の「下手人」としてでしかない。
おそらく後世の歴史家は、アメリカの権力と謀略に加担し、国民的なヒーローとしての田中角栄という政治家を「売った政治家」として書き留めることになろう。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090723#1248355493
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100524#1274669426