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悩ましい選挙の悩ましい結末

 その厳しさを民主党執行部は分かっていないようだ。「部分連合」で乗り切りを図ると言われている。しかし自民党みんなの党民主党政権を解散・総選挙に追い込む腹だから、難問を次々にぶつけてくるだろう。それをかわしながらテーマ毎に相手を代えて協力関係を結ぶというのは至難の業である。複雑な政治技術が必要となる。

 選挙中に訪れた長野県で一緒に酒を飲んだ地元の男性は民主党は学級委員会レベルだもの。ガキの理屈より、ちゃんとした大人に政治やって貰いたいよ」と言った。今の民主党執行部には最も不得手と思われる政治技術が問われているのに執行部は誰も責任を取らずに続投するらしい。常識を超えた話だが、今月末に開かれる国会で比較第一党である民主党から参議院議長を選出する事が出来るのか、まずはお手並み拝見である。

民主党が変わったから国民は民主党を支持して政権を取らせた。ところが民主党はそれ以前の民主党を「民主主義的だ」と思い、それが国民に支持されると思い込んでいる。悩ましいことが起きるのはそこに原因がある。

「学級委員会」で思い起こすのが玄葉で、開成中学に合格して「父親を超えてしまった」と勘違いしている小学生のようだ。