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イラク開戦:「正当性なかった」当時の米国連大使認める

イラク戦争開戦時(03年3月)の米国連大使で、後に国務副長官を務めたジョン・ネグロポンテ氏(71)

 対イラク武力行使容認の国連安全保障理事会決議を欠いたままの開戦について、同氏は「急ぎすぎた」と述べ、幅広い国際社会の支持を得られず、「十分な正当性がなかった」と認めた。

「私が大統領だったら、(国連による大量破壊兵器)査察にもっと時間を割いただろう」

 旧フセイン政権崩壊後のイラクは、テロや宗派間抗争が激化。ネグロポンテ氏はブッシュ前政権内にはフセイン政権が崩壊すればすべてうまくいくという、非常に楽観的な想定があった」と指摘した。

 一方でフセイン政権が国連の武器査察に完全に協力しなかったとして、開戦の「合法性」は強調した。

同政権は大量破壊兵器の所有・使用の過去があり、ブッシュ前大統領もその存在を信じ、開戦のための情報操作は「なかったと思う」と語った。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081004#1223130225