だから事実が重要なのだ。
「この事実はこういう理由で起った!」との説明合戦が政治。
即座に事実解説能力を求められるのが政治家だ。「あ〜〜う〜〜」は見識の基礎ができていない証拠。見識の土台は人間学だ。
人間学がきちんとできているならたいていの出来事には応じられる。事実の裏に事実を作った人間の動機が潜むからだ。その動機を指摘すればいいだけ。これができないなら単純にアホだし、アホに政治を任せるのは危険とイコールの筈。
大衆というのは大きな川だよ。流れを変えるにはせき止める何かが必要だし、次の流れになる道筋を作らねばならない。それが政治の実務だ。