2010-11-21 ■ 生活 生活 【次代への名言】非常の師弟編(39) 「薪(まき)割りをしてゐても女は美でなくてはいけない、目に爽(さわや)かでなくてはいけない」(幸田露伴(ろはん)) 女というものは仰向(あおむ)けにひっくり返ったりして、無防備の、そしてなんの意志もないような姿を見せてはならない−。 もう一つ逸話を。ある日、露伴と文が言い争いをした。そのまっただ中、露伴は手鏡を突き出したかと思うと、「お前の顔はこれだから、おぼえておけ」。