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『葉隠』をハイデガー哲学で読み解く。

さて、『葉隠』に「長崎喧嘩」という言葉が出てくるが、この「長崎喧嘩」とは、『忠臣蔵』でお馴染みの赤穂浪士の討ち入りのような、理屈や議論を繰り返す「江戸喧嘩」「上方喧嘩」に対比させた言葉で、その意味は、喧嘩となれば後先など考えずに、一目散に殴りかかり、斬りかかるような「喧嘩」のことである。