4号機の事故は「核の燃えかす」によるものなので、再臨界(核燃料の連鎖反応が再開される)を起こすことは考えられない。
Twitter 福島みずほ 4号機の使用済核燃料を冷却する手段がない。火災は燃料 ...
4号機の使用済核燃料を冷却する手段がない。火災は燃料の被覆管が溶けて発生した水素が爆発したものだろう。使用済核燃料は建屋しか外部を遮るものがなく、建屋に穴があいており、放射能漏れが起きている。再臨界の可能性も否定できず、政府はホウ酸を散布することを検討中だが、とにかく成功を祈る。
福島4号機、東電「再臨界の可能性ゼロでない」ヘリからのホウ酸散布も
東京電力は16日午前、福島第1原発4号機のプールに貯蔵されている使用済み核燃料について、「再臨界の可能性がゼロではない」との見方を示し、臨界防止のために、ヘリコプターでホウ酸の散布を検討していることを明らかにした。
そこの燃料については、滞留期間が短いのもいれば、長いのもいるわけですね。古い時代の10年くらい前の燃料ならば、もはやそうそう熱も発生しませんので、溶ける心配はないだろう。しかし、この前の定期検査で取り出したばかりの燃料ということになると、まだ十分高い熱を出していますので、これが露出するようなことがあれば、それもメルトダウンを考えなければいけない。
地震発生時に4号機は定期検査中で止まっていた。