岩手県の達増知事は、14日午後2時半すぎに坂下門から車で皇居に入りました。そして両陛下のお住まいの御所の応接室で、およそ1時間にわたって被災者支援や復興に向けた取り組みについて説明しました。
知事によりますと、両陛下は特にお年寄りの健康を心配し、天皇陛下は「自治体の関係者の方は、体に気をつけて、しっかり被災者の皆さんを支えて下さい」と励ましのことばをかけられたということです。
説明を終えた達増知事は「行政も被災者一人一人に寄り添いながらしっかり対応していかなければならないと改めて思いました」と話していました。