【藤井厳喜・新刊】『日本人の知らないアメリカの本音』発売記念トーク(動画付き)
- 作者: 藤井厳喜
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/08/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: A.ハミルトン,J.ジェイ,J.マディソン,斎藤真,中野勝郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/02/16
- メディア: 文庫
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アメリカ政治思想史上第一にあげるべき古典.連邦憲法案を擁護し,世論に訴えて憲法案の批准を確保すべく執筆された論文集.およそ政治の根底にある権力の必要性と危険性との緊張関係を鋭く把握し,権力と自由との均衡をいかに確保するかを説く.全85篇中,現代の我々にも大きな示唆を与えるであろう31篇を選んで収録.
憲法擁護派は「フェデラリスト(連邦主義派)」という名前をもらったが、むしろ「ナショナリスト(国家主義派)」と呼んだ方が正確だっただろう。彼らの主な論点は、強力な国民政府を作る必要があるということを中核としていたからだ。「アンチフェデラリスト(反連邦主義派」として知られる憲法反対派たちは、各邦の連合による政府を主張していたため、実は、真の意味でフェデラリストであったのは彼らのほうだった。
もっと最近になって、歴史学者たちはアンチフェデラリストの主張を見直し、彼らが権利の章典の欠如や専制政治を防ぐための権力制限の問題などの、重要な問題を提起していたことがわかった。
この論争で最も有名なのは、「パブリアス」というペンネームでジェームズ・マディソン、アレクサンダー・ハミルトン、ジョン・ジェイが書き、ニューヨークの新聞紙上で発表された、85篇の論文である。これらの論文は、これまでに書かれた憲法解釈の中で最も権威あるものとみなされており、今日でも、憲法の意味するものを理解しようと努めている学者や弁護士に引用されている。
米国政府の概要
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110729#1311950866
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110725#1311586108
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110723#1311419637