■ - d1021の日記

今夜のBSフジの八木亜希子の番組に森本敏が出ていたが、TPP参加が明確に米国の経済ブロックに入ることだという意味のことを言っていた。要するに米国か中国か、どちらを選ぶのかという問題なのだと。米国ブロックと中国ブロックの線引きまで具体的に説明していた。タイは中国の側だとか。

番組には、森本敏と中西輝政が出ていたが、二人とも、TPPは経済の問題ではないという点を強調していた。米国との同盟を維持強化するか、中国の側に寄るのか、その選択なのだと。これは、10/30の大田弘子の「TPP参加は損得の問題ではない」という話と符合する。

森本敏が、TPP参加は米国の経済ブロック入りの選択だと説明するのだから、TPP推進派は、その森本敏の話を信じていいんじゃないのか。TPP推進派の中で、それに反論や疑問がある者は、直接に森本敏にすればいい。日本をTPPに入れて、徐々に中国を包囲するのだと戦略を語っていた。

森本敏の話だと、このままだとアジアに中国主導のブロック経済（AESEAN+3）が出来ちまうので、それじゃマズイから、米国主導でブロック経済を作ってアジアを二つに割り、日本を取り込んだ後で、残りのASEAN諸国を組み入れるのだと言ってたね。中国を孤立化させるのだと。