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【次代への名言】温故知新編(62)

「勇気とは無謀と臆病との中庸(ちゅうよう)にあり、これこそが最善の状態といえるのである」(アリストテレス

「中庸の徳たるや、其(そ)れ至れる(至上であること)かな」

 「中庸はわれわれにとって最高・最善の状態であり、道徳は中庸にある」


 アリストテレスの結論だが、彼は具体例をあげている。冒頭はその一つ。ほかに「自慢」と「偽善」の中庸が「正直」、「追従(ついしょう)」と「傲慢」の中庸が「親愛」、「卑屈」と「野卑」の中庸が「威厳」といった具合である。

 彼はまた、《人は本性として善(よ)いものを望むが、本性に反し、堕落した結果、悪しきものを望む》ともつづっている。

アリストテレスによれば、この思想は政治や法に応用できるのだという。

過不及のない状態をいう。


植芝盛平先生がつくられた道歌

下段をば陽の心を陰に見て打突く剣を清眼と知れ

上段は敵の心を踏定め陰の心を陽にこそ見れ

中段は敵の心をその中にうつり調子を同じ拳に

鉄舟への公案
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