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【ロシア下院選】プーチン体制に倦怠感/事実上の惨敗 「国民の指導者」像強化?

プーチン氏が来年3月の大統領選出馬を表明したことで、プーチン氏の支配が長期化することへの倦怠(けんたい)感や汚職、貧富の格差など社会問題への不満が、有権者の間でじわりと広がっている現実を映し出した形だ。

 統一ロシアの支持率低下を決定的にしたのは9月、プーチン氏が来春の大統領選に出馬し、メドベージェフ大統領は次期政権で首相に就くという「役職交代」を発表したことだ。プーチン氏は最長で2期12年間、大統領に居座る可能性があり、政治に対する有権者の疎外感が強まった。


 今回の下院選ではそうした批判が、連邦中央の統制が効きにくい極東・シベリアの遠隔地や、高等教育を受けた人の多い大都市部から現れ始めたと受け止めることができる。

【ロシア下院選】“ネット世論”の影響? 下院選与党の議席大幅減 ツイッターがはけ口に

 選挙戦を通じてインターネットのニュースサイトや短文投稿サイト、ツイッターなどに、政権批判や選挙違反の事例が多数寄せられたことも一因とみられる。ネットによる世論形成の潮流がロシアにも押し寄せている。

 中央選管の暫定集計では、5日の開票率96%の時点で統一ロシアの得票率は49・54%。得票率制限に届かなかった政党への投票が配分されるため過半数の238議席は確保したが、07年の前回選から77議席の減。他党は共産党92(前回選57)▽公正ロシア64(同38)▽自民党56(同40)と軒並み勢力を伸ばした。

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