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独 州議会選挙で連立与党敗れる NHKニュース

ことし秋に行われる予定のドイツの連邦議会選挙の前哨戦として注目されていた北西部の州の議会選挙で、連立与党が野党連合に僅かの差で敗れ、再選を目指すメルケル首相にとって大きな打撃となりました。

ニーダーザクセン州

メルケル首相の「キリスト教民主同盟」と「自由民主党」による中道右派の連立与党が137議席のうち68議席にとどまったのに対し、「社会民主党」と「緑の党」の中道左派の野党連合は69議席に上り、連立与党が野党連合に1議席差で敗れて州の政権が交代することになりました。

今回の選挙は、ヨーロッパの信用不安が依然としてくすぶるなか、連立与党が推し進めてきた緊縮政策の継続の是非が主な争点となり、連邦議会で対立する連立与党と野党連合とが争う構図となったことから、9月に行われる予定の連邦議会選挙の前哨戦として注目されていました。

選挙で野党連合が勝利したことは、再選を目指すメルケル首相にとって大きな打撃で、州政府の代表で構成される連邦参議院では野党側が過半数を占めることになり、今後の政権運営も難しくなるものとみられます。