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米GDP改定値 プラス3.6% NHKニュース

アメリカ商務省は5日、最新の情報をもとにことし7月から9月の第3四半期のGDPを改定し、年率に換算したGDPの伸び率は前の3か月と比べてプラス3.6%となりました。
先月上旬に発表された速報値を0.8ポイント上回り、去年の第1四半期以来の1年半ぶりの高い伸び率となりました。
項目ごとにみますと、企業の設備投資は速報段階の1.6%のプラスから3.5%に上向きました。
企業が在庫を上積みしたこともGDPを押し上げました。
また住宅ローン金利の上昇で一時、弱い動きが見られた住宅投資は、13%のプラスと2ケタの伸びを続けました。
一方、GDPのおよそ7割を占める個人消費は、1.4%のプラスと速報段階から僅かに下方修正され、小幅な伸びにとどまりました。
また、連邦政府の支出が1.4%のマイナスと、予算を強制的に削減する措置の影響が続いています。