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次期米大統領選:ヒラリー氏が大人気 共和党は本命不在 - 毎日新聞

 クリントン氏は昨年12月の米ABCテレビのインタビューで、大統領選に立候補するかどうかについて「私に何ができるかよく考え、来年のいずれかの時期に決断する」と語り、慎重に判断する構えだ。


 ギャラップ社が毎年実施する「世界で最も敬愛する人物」の世論調査で、昨年まで12年連続で女性部門の首位。国務長官退任直後は公の場やメディアへの登場も抑えていたが、昨年後半から講演やイベント出演が活発となり、さらに州知事選の選挙応援に立つなど政治に関する発言も増えてきた。夏には国務長官としての4年間をつづった回顧録を出版する予定だ。


 立候補を前提にした周辺の動きは活発化している。擁立を目指す政治団体「レディー・フォー・ヒラリー」は昨年400万ドル(約4億円)を集め、オバマ大統領の選挙に協力したスタッフやブレーンなどがクリントン氏を支持する団体で動き始めている。


 ポスト紙の世論調査によると、民主党支持層に「大統領選の民主党予備選・党員集会が今日あれば誰に投票するか」を聞いたところ、クリントン氏は73%の支持を集め、12%のバイデン副大統領(71)や、8%のエリザベス・ウォーレン上院議員(64)を圧倒した。

 対照的なのが、8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す共和党。ポスト紙の調査では、12年大統領選を副大統領候補として戦ったポール・ライアン下院予算委員長(44)が20%、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュフロリダ州知事(60)が18%で上位となった。しかし、支持率1〜2割に6人がひしめく「本命不在」の状況となっている。