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「信頼揺らいだ」と反省 原子力学会事故調が最終報告書 福島第1原発事故 - MSN産経ニュース

 東京電力福島第1原発の事故原因などを調べる日本原子力学会事故調査委員会は8日、事故から3年を前に最終報告書を公表した。政府や国会など過去の事故調の報告書と比べて新事実はほとんどなく、専門家集団の知見が生かされない内容となった。


 報告書では事故以前の学会について、学術的な活動は「中立的」であることが社会から期待されているにもかかわらず、「特定の組織の利害のための活動」が疑われるなど努力が足りず、専門家に対する社会の信頼が揺らぐことになったと反省した。


 原発事故の原因については、津波や過酷事故などへの不十分な対策が直接的な原因と結論。背景として事業者が安全対策を自主的に進める姿勢に欠け、規制当局も安全に対する意識不足があったなどと指摘した。