【クリミア併合】ロシアに関係見直しを警告 ヘイグ英外相が英紙に寄稿 - MSN産経ニュース
英国のヘイグ外相は23日付の英紙サンデー・テレグラフに寄稿し、英国やその同盟国はウクライナ南部クリミア半島を編入したロシアとの抜本的な関係見直しを考え始めなければならない段階にきていると指摘、ロシアは国際的な「孤立と停滞」の道を歩んでいると警告した。
ヘイグ氏は関係見直しの内容として、ロシアの国際的枠組みからの脱退に加え、ロシアとの軍事協力や武器取引の長期的な制限などが含まれるだろうと指摘。対話による緊張緩和を迫った。
キャメロン英首相はすでに主要国(G8)からのロシア除名の可能性を警告しているが、ヘイグ氏は関係見直しが長期に及ぶことを示唆することで、改めて圧力を強めた形だ。
ヘイグ氏は、ロシアの一部の人々は「一時的な勝利気分」を感じているかもしれないが、ロシアは国際社会での孤立という大きな代償を払いつつあると強調した。