日刊ゲンダイ|日大教授・水野和夫氏が語る(上) 「資本主義は死期に突入」
金融資本主義はバブルの生成と崩壊を繰り返し、99%の人々を苦しめるだけです。銀行が破綻すれば、その救済に巨額の公的資金が使われる。人々から広く重く税金を取り、生き残った人々の富を増やしていく。
つまり、ひと握りの投資家が中産階級を食い物にし、没落させているのです。
日刊ゲンダイ|日大教授・水野和夫氏が語る(下) 「ブロック経済の備えを」
「グローバル化は止められない。最後のバスに乗り遅れるな」という首相の考えは間違っています。流れが止められないのではなくて、米国が金融資本を自己増殖させるために人為的にやっているわけです。後戻りできないというのはマジックです。グローバル化で幸せになるのは1%で、ほとんどの人は取り残される。だから、あちこちでデモが起こっているのではないですか。