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安保理 ウクライナ巡り米ロ再び平行線 NHKニュース

ウクライナを巡っては、アメリカやEU=ヨーロッパ連合がロシアに対する追加制裁を打ち出す一方、ウクライナ東部で親ロシア派の武装集団が新たに地方政府の庁舎を占拠するなど、緊張が続いています。
こうしたなか、国連の安保理では29日、ウクライナ情勢を巡る協議が行われました。
この中でアメリカのパワー国連大使は、「ロシアは地方庁舎などを占拠している武装集団をさまざまな形で支援しているうえ、国境付近に部隊を集結させ威圧している」と述べ、ロシアがウクライナ東部を混乱に陥れていると非難しました。
これに対してロシアのチュルキン国連大使は、「欧米による制裁はロシアやヨーロッパの未来に何らよい結果をもたらさず、むしろウクライナの暫定政権が事態の収拾に取り組まない結果を招いている」と欧米を非難しました。
さらに「アメリカ軍は世界中に展開しているが、ロシア軍は国内で透明性をもって演習を行っているだけだ」と反論し、アメリカをけん制しました。
安保理ではこれまでウクライナ情勢を巡る会合が繰り返し開かれてきましたが、欧米とロシアが非難の応酬を続け議論は平行線をたどっています。