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英首相、欧州委員長有力候補への不支持を働きかけへ＝関係筋 | Reuters

英国のキャメロン首相は、欧州連合（ＥＵ）加盟国の首脳に対し、次期欧州委員長の最有力候補とされている２人を支持せずに、他の候補者を検討するよう働きかける方針だ。関係筋が明らかにした。

現在有力視されているのは、ルクセンブルクのユンケル前首相とドイツ出身のシュルツ欧州議会議長で、キャメロン首相は両者とも選出されるべきではないと考えているという。

キャメロン氏は、来年首相に再選された場合はＥＵとの関係について再交渉を図り、２０１７年末までにＥＵに残留するか離脱するかを問う国民投票を実施すると公約している。

ただ、同氏が提案しているＥＵ改革案はＥＵ域内であまり支持を得られていないため、キャメロン氏は改革案に総じて同調する人物が欧州委員長に就任することを望んでいるという。