ＰＩＭＣＯ、元幹部マカリー氏がチーフエコノミストとして復帰 | Reuters
マカリー氏はかつてＰＩＭＣＯのシニアパートナーで、投資委員会のメンバーだった。今回、新たに創設したチーフエコノミストに就任し「グローバルなマクロ経済問題、中央銀行の政策を担当し、リポートなどを作成」する。ポートフォリオ運用にはかかわらない。ビル・グロース最高投資責任者（ＣＩＯ）が直属の上司となる。
マカリー氏は２０１０年、オバマ大統領から連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事候補に指名されなかった直後にＰＩＭＣＯを退社することを決断した。同氏と親しい関係者によると、マカリー氏はその後も、ＦＲＢ入りの夢を捨てていなかったが、グロース氏が数カ月かけて復帰を説得したという。
マカリー氏は２７日、新たな職務でグロース氏、および最近任命された副投資責任者と協力することを楽しみにしている、とする声明を発表した。
マカリー氏は、今年初めに辞任したモハメド・エラリアン前最高経営責任者（ＣＥＯ）の対外向けの職務の大半を引き継ぐ。マカリー氏を「親友」と呼んでいたエラリアン氏は、コメントを差し控えた。
