ブラジル大統領「低成長の理由説明できない」 | Reuters
ブラジルのルセフ大統領は3日、海外報道機関の共同インタビューに応じ、第1・四半期が低成長にとどまったことについて、なぜ成長が加速しないか説明できないと述べた。ただし、通貨レアルはここ半年、安定しており、インフレ率も低下していると指摘した。
第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.2%増となり、昨年第4・四半期の0.4%増を下回った。選挙を控え、中間層の間では、景気低迷に対する不満が高まっている。
大統領が主張する通り、足元で物価上昇ペースは鈍化しているが、ここ数年5.5─6.5%で推移している。
ルセフ大統領は、4.5%を中央値に上下2%ポイントとしている政府のインフレ率目標を変更するつもりはない、と語った。