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ブラジル地理統計院(IBGE)が1日発表した第1・四半期国内総生産(GDP)は前期比1.9%増と、昨年第4・四半期改定値の0.1%減からプラスに転じ、エコノミスト予想の1.3%増を上回った。

農業生産が21.6%伸びたことが全体を押し上げた形。サービスも0.6%増加したが、工業は0.1%の減少となった。

需要項目では家計消費が0.2%増、政府支出が0.3%増だった。

GDPの前年比は4.0%増で、やはりエコノミスト予想の3.0%増を超えた。

これを受けルラ大統領は、ブラジル経済の先行きに自信を持っていると語り、国際通貨基金IMF)の見通しよりも成長率は高くなるだろうと付け加えた。

IMFは4月、ブラジルの今年の予想成長率を1.2%から0.9%に引き下げている。

しかしテベト企画予算管理相は、今年2.3%まで成長率が高まる可能性があると発言。財務省は第1・四半期GDPを踏まえて、今年の政府見通し(1.9%)の上方修正もあり得るとの見方を示した。

ゴールドマン・サックスは早くも今年の予想成長率を1.75%から2.6%に引き上げ、純輸出と在庫増加がさらなる追い風になっている点を挙げた。

ルラ氏はこれまで、物価上昇が鈍っているにもかかわらず、中央銀行政策金利を13.75%と6年ぶりの高さに据え置いていることを巡り、そうした高金利は経済活動の妨げになるとの批判を続けてきた。

トロ・インベスティメントスのチーフアナリスト、ルーカス・トロ氏は、第1・四半期の成長率は予想を上回ったが、それでも物価情勢がより落ち着く年後半には利下げが始まるとの見通しを維持している。

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