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物価上昇に向けた追加措置、IMFと見解の相違ない=ECB専務理事 | Reuters

クーレ専務理事は「IMFと見解の違いはないと思う。われわれは、インフレ率があまりにも長期にわたり、低すぎる水準にとどまれば、追加の非標準的な措置を含む、追加の措置を講じる可能性があるが、今はその状況にない、との見解を明確に示してきた。したがってIMFとの意見の不一致はまったくない」と述べ「(追加措置を講じる)可能性はあり、準備はしているが、今は必要ない」と語った。

IMFは19日発表したユーロ圏に関する報告書で「必要であれば追加措置も辞さないというECBの姿勢は心強い。インフレが低水準にとどまり続ければ、ECBはソブリン資産を中心とした大規模な資産購入プログラムを検討すべき」と指摘した