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ガザでの虐殺を批判する国連に「黙れ」と叫んだネオコン議員たちはロシアとの核戦争にも前向き | 《櫻井ジャーナル》

 要するに、侵略するときも「正当な理由」があるかのように演出してきたのだが、ここにきて嘘を連発しすぎて人びとに信用されなくなってきた。勿論、騙された振りをしていた方が自分たちの利益になると考えている人も少なくないようだが、かつてのような影響力はない。


 好戦派も嘘を言うのに飽きたのか、余裕がなくなったのか、ネオコン(親イスラエル)の米上院議員リンゼイ・グラハムは、口だけとはいうものの、ガザでの虐殺を批判する国連に対して「黙れ」と演説の際に叫んでいる。追い詰められ、威嚇して窮地から逃れようとしているように見える

 本ブログでは何度も書いているが、アメリカの好戦派は第2次世界大戦後、先制核攻撃を目論んできた。最初の山場が1963年。これはジョン・F・ケネディ大統領が体を張って阻止した。21世紀に入ってまた核攻撃熱がアメリカでは高まり、2006年にフォーリン・アフェアーズ誌へ掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文は、アメリカはロシアと中国の長距離核兵器を第1撃で破壊できると主張している。


 第4次中東戦争の際、ソ連は軍事介入の動きを見せたが、湾岸戦争のときにはそうしたことはなかった。それを見て強気になったのがネオコンで、その後もロシアはアメリカが脅せば怖じ気づくという前提でプランを立てているようだ。アメリカの属国になるか、核戦争で消滅するかとロシアを脅しているつもりだが、今のロシアは屈服しないだろう。第4次中東戦争の時もそうだったが、「想定外」の展開で核戦争になる可能性は決して小さくない。

 こうした状況の中でエボラ病が広がり、患者をアメリカ本土へ運んだことへ疑いの眼差しを向ける人もいる。