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空爆拡大発表から一週間 難民にいらだち NHKニュース

アメリカのオバマ大統領は、シリアとイラクで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」の壊滅を目指し、今月10日、現在イラクで行っている空爆をシリアにも拡大する方針を示しました。
シリアでは、「イスラム国」などの過激派組織と反政府勢力それに政府軍の三つどもえの戦闘が続いていて、隣国のトルコの南部レイハンルでは16日も戦火を逃れた人々が大きな荷物を抱えて続々と国境を越えていました。
こうしたシリアから逃れてきた人々の間からは、アメリカ軍がシリアで空爆を今も実施していない状況にいらだつ声が多く聞かれました。
このうち、シリア北部のイドリブから逃れてきた男性は、「アメリカはすぐに空爆を開始すべきだ。過激派組織は、女性や子どもも容赦なく殺している」と話していました。
また、シリア中部のハマから逃れてきた男性は、「アメリカはいつも口先だけでシリアへの空爆には踏み出さない。過激派組織よりもアサド政権を攻撃しなければ問題は解決しない」と述べ、アメリカはアサド政権に対して攻撃に踏み切るべきだと主張していました。