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日中首脳会談 実現の方向で詰め NHKニュース

安倍総理大臣は、冷え込んでいる日中関係の改善に向けて、来週10日から北京で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、第2次安倍内閣発足後、初めてとなる、中国の習近平国家主席との首脳会談を実現したい考えです。
これを前に政府は、国家安全保障局の谷内局長を6日北京に派遣し、谷内局長は中国の外交を統括する楊潔チ※国務委員らと事前調整を行ったものと見られます。
これに関連して、菅官房長官は6日の記者会見で、「世界第2位の経済大国、3位の経済大国の首脳が、形式はどうあっても胸襟を開いて本音ベースで話すことは極めて大事だ」と述べ、首脳会談の実現に期待を示しました。
また、岸田外務大臣も、北京で開かれるAPECの閣僚会議に出席するため7日、北京に向けて出発することにしており、現地で、中国の王毅外相との日中外相会談を模索し、首脳会談の実現につなげたい考えです。
こうしたなか、政府関係者によりますと、中国側も対話に応じる姿勢を示し始めているということで、日中両政府は、APECに合わせて首脳どうしの会談を行う方向で会談のテーマや形式などを巡る詰めの調整を進めています。
※「チ」は、竹かんむりに褫のつくり。

日中首脳会談実現向け調整で報告受ける NHKニュース

この中で、菅官房長官は「谷内国家安全保障局長はきのうからきょうまで中国・北京を訪問し、楊国務委員との間で会談を行った。会談では、日中関係全般、日中双方の安全保障政策等について意見交換が行われたというふうに承知をしている」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、来週、北京で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせて実現を目指し、調整を進めている日中首脳会談について、「まだ具体的なことは報告を受けていないので、それ以上のことは控えたい。きょう谷内局長が帰ってきてから報告を受けたい」と述べました。
また菅官房長官は、記者団が「沖縄県尖閣諸島安倍総理大臣の靖国神社参拝に関する日本の立場に変わりはないのか」と質問したのに対し、「わが国の立場というのは全く変わらない。さまざまな問題があるからこそ、世界第2位、3位の経済大国である両国首脳が、形式にこだわることなく胸襟を開いて会談することは極めて大事だ」と述べました。