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米大統領 中国の海洋進出をけん制 NHKニュース

この中でオバマ大統領は、海洋進出を強める中国を念頭に、領土を巡る問題などがアジア太平洋地域の発展を損なうおそれがあると指摘し、「アジアの安全保障上の秩序は大国が小国をいじめるような脅しでなく、国際法に基づいて確保されなければならない」と述べ、中国をけん制しました。
そのうえで「アメリカは太平洋国家として血を流してきた。誰もわれわれの決意を疑うべきでない。アジア太平洋地域でアメリカの指導力を発揮することは、常にわれわれの外交政策の基軸だ」と述べ、アジアで同盟国に対する防衛義務を果たし、指導力を発揮していく決意を強調しました。
さらに、同盟国との連携を強化するため、日本との間では日米防衛協力の指針いわゆるガイドラインの見直しを完了させる考えを示しました。
またオバマ大統領は、アジアで民主主義が促進されることの重要性を強調したうえで「香港の人々は普遍的な権利を求めており、アメリカは自由で公正な選挙を支持する」と述べました。
オバマ大統領としては、議会の中間選挙で大敗し求心力の低下も指摘されるなか、今回の演説を通してみずからの存在感をアピールするとともに、アメリカのアジア重視政策が形骸化しているのではないかという同盟国などの懸念を払拭(ふっしょく)するねらいがあるものとみられます。