世界経済の2015年成長率は2.75%に加速、原油安が恩恵=PIMCO | Reuters
米資産運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は18日、2015年の世界経済の成長率は2.75%になるとの予想を示した。
原油価格の下落は世界経済にとり基本的にプラスの影響を及ぼすとし、2.5%を若干上回る水準と推定される今年から成長は加速するとしている。
PIMCOは原油価格下落の要因のうち、7割は供給が予想外に伸びたことだったと指摘。供給面での要因で引き起こされる原油価格下落は世界の大部分の国に対する恩恵となるとし、2015年の世界的な経済成長は今年から加速すると説明した。
米経済については、2015年の成長率は2.75─3.25%になるとし、今年の平均2.4%から加速するとの予想を示した。