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中国サンゴ漁船船長を逮捕 NHKニュース

那覇海上保安部によりますと、27日午前9時ごろ、沖縄本島の南東、およそ80キロの日本の排他的経済水域で、中国のサンゴ漁船が東に向かって航行しているのを海上保安庁の航空機が確認しました。
巡視艇が現場に向かい、午後1時すぎに立ち入り検査を行うための停船命令を出しましたが、漁船はそのままおよそ60キロにわたって逃走したということです。
このため、巡視艇から海上保安官が漁船に乗り込んで停止させたうえで、中国人の船長、庄勇容疑者(30)を、立ち入り検査の拒否を禁じた漁業主権法違反の疑いで逮捕しました。
海上保安部は28日、漁船を那覇港に誘導して船内を詳しく調べるとともに、逮捕した船長やほかの乗組員から事情を聴くことにしています。
中国のサンゴ漁船を巡っては、小笠原諸島周辺での密漁の問題を受けて、先月、排他的経済水域に適用される漁業主権法と領海内に適用される外国人漁業規正法が改正され、外国人が無許可で操業をした場合や、立ち入り検査に応じなかった場合の罰金が引き上げられました。
海上保安部によりますと、改正された漁業主権法に基づく逮捕はこれが初めてだということです。

摘発の中国サンゴ漁船 那覇港で船内調べ NHKニュース

沖縄本島の南東の日本の排他的経済水域で27日、中国のサンゴ漁船が海上保安部の立ち入り検査に応じなかったとして、船長の庄勇容疑者(30)が立ち入り検査の拒否を禁じた漁業主権法違反の疑いで逮捕されました。
那覇海上保安部では、船長の身柄を那覇に移して取り調べを進めるとともに、28日午前、この漁船を那覇港に移動させて船内を詳しく調べています。
これまでに、網を巻き取るための機材などが見つかったということです。
NHKのカメラの映像では、漁船に乗り込んだ海上保安官が、甲板で乗組員から話を聞いたり船内を見て回ったりしているのが確認されました。
中国のサンゴ漁船を巡っては、小笠原諸島周辺での密漁の問題を受けて、先月、漁業主権法などが改正され、排他的経済水域で無許可で操業をした場合や立ち入り検査に応じなかった場合の罰金が引き上げられました。
海上保安部によりますと、改正された漁業主権法に基づいて中国のサンゴ漁船の船長が逮捕されたのは、これが初めてだということです。

中国のサンゴ漁船 連日摘発される NHKニュース

沖縄本島の南の日本の排他的経済水域では、27日、海上保安部の立ち入り検査に応じなかったとして、中国のサンゴ漁船の船長が立ち入り検査の拒否を禁じた漁業主権法違反の疑いで逮捕されました。
那覇海上保安部は船長の取り調べを進めるとともに、28日午前、漁船を那覇に移動させて船内を詳しく調べています。
また、これに続いて、同じ海域で28日午後、同じく立ち入り検査に応じなかったとして、海上保安部は別のサンゴ漁船の中国人の船長、陳華清容疑者(60)を逮捕しました。
中国のサンゴ漁船を巡っては、小笠原諸島周辺での密漁の問題を受けて、先月、漁業主権法などが改正され、排他的経済水域で許可なく操業した場合や、立ち入り検査に応じなかった場合の罰金が引き上げられました。
小笠原に向かう中国のサンゴ漁船の多くは沖縄周辺の海域を通過し、過去には沖縄周辺でも違法な操業が確認されていることから、沖縄を管轄する第11管区海上保安本部は体制を強化して取締りに当たっています。