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欧州経済はデフレの瀬戸際、刺激策が早急に必要=サマーズ氏 | Reuters

ローレンス・サマーズ元米財務長官は20日、欧州はデフレの瀬戸際にあるとして、とりわけ最大の経済規模を持つドイツからの一段の刺激策が早急に必要だとの考えを示した。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでの講演で述べた。


また欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策を実施すれば、何も行動しないよりは良いことは明白であり、歓迎すると指摘。だが成長押し上げ効果には限界があるとし、財政刺激なども必要だと述べた。


サマーズ氏は「欧州経済は成長しておらず、デフレの瀬戸際にある」と指摘。マクロ経済政策を考える上で、運命共同体である欧州全体の将来を見据えた立場を取るべきだとドイツに求めることは、行き過ぎた要求だろうかと問いかけた。


また過度な貯蓄が世界的に金利を押し下げている状況を踏まえると、「貯蓄は常に良く、借り入れはまずいとの固定観念を克服する必要がある」と指摘した