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欧州中銀総裁 追加の金融緩和を示唆 NHKニュース

ヨーロッパ中央銀行は4日、単一通貨ユーロの金融政策を決める理事会をドイツのフランクフルトの本部で開き、主要な政策金利を過去最低の水準となっている今の年0.05%のまま据え置くことを決めました。
ヨーロッパ中央銀行は、デフレへの懸念が続くユーロ圏経済を下支えするためこの半年間で2度にわたって追加の金融緩和策を打ち出しましたが、物価の低迷が続くなか、市場では国債など幅広い資産を買い取る量的緩和を含む追加の金融緩和を求める声が強まっています。
こうしたなか、理事会のあと記者会見したドラギ総裁は、「来年の早い時期に現在の金融緩和策の効果を再評価する」と述べ、年明け以降、効果が不十分だと判断した場合には、追加の金融緩和に踏み切る可能性を示唆しました。
また、ドラギ総裁は、市場が求めている量的緩和の導入にあたっては、理事会で全会一致で決める必要はないという認識を明らかにし、導入に慎重なドイツなどが反対しても必要に応じ実施する考えを示しました。