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三原じゅん子議員:「紹介したい大切な価値観、八紘一宇」 - 毎日新聞

 自民党三原じゅん子参院議員は16日、参院予算委員会で「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」としたうえで、同理念のもとに経済や税の運用をしていくべきだと質問した。八紘一宇は戦前、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。


 三原氏は企業がグローバル資本主義の中で課税回避をしている問題を取り上げた。この中で「八紘一宇の理念のもと、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済および税の仕組みを運用していくことを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、首相こそがイニシアチブを取って世界中に提案していくべきだと思う」と語った。


 答弁に立った麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メインストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」と述べた。

落合洋司

八紘一宇とか五族協和、といったスローガンは、単に皆で仲良くという無邪気なものではなく、日本がアジアの盟主になることと一体として使われてきた経緯がある。今更、そこは違うんですと言い張っても、歴史を歪みなく認識している人にはとても通じないだろう。

「八紘一宇」にも二筋道がある

神武東征は、「まつろわぬ神たち」を征服して行く物語である。

世界が一つの家族になり、同胞として助け合いながら暮らすようになれば戦争は要らなくなる。だがその理想は、「自分の神」を強調すれば、簡単に征服戦争へと転化する。つまりは「平和のための戦争」が果てしなく続くのだ。

 全世界に通用して、人類の戦争を根絶する共通の「神」にもっとも近いものは、「天賦人権説」であると私は思っている。「八紘一宇」という言葉を、世界共通の価値観の普及に役立てようという話なら、それ自体を間違っていると言うつもりはない。しかしその言葉を、日本国憲法が取り入れた天賦人権説を否定する改憲を提案している自民党の議員が口にするのは、非常に違和感がある。「八紘一宇」と「基本的人権」との関係をどうするのか、責任をもって説明できるのか。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150108#1420713483
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150107#1420627085
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141210#1418208338
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110425#1303724379