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貿易赤字2月は4246億円で前年比半減、原油安による輸入減が影響 | Reuters
貿易収支 ３２か月連続の赤字に　NHKニュース

財務省の速報によりますと、先月の輸出額は５兆９４１１億円で、去年の同じ月と比べて２．４％増加しました。これは、アメリカや中東向けの自動車のほか、アメリカ向けの建設機械が増えたことなどによるものです。
一方、先月の輸入額は６兆３６５７億円で、去年の同じ月と比べて３．６％減少しました。これは、原油価格の下落で、原油などの輸入額が去年の同じ月と比べて半減したことなどによるものです。
この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の日本の貿易収支は４２４６億円の赤字となり、統計が比較できる昭和５４年以降で最も長い３２か月連続の赤字となりました。しかし赤字額は、去年の同じ月と比べて４７．３％の大幅な減少となりました。
財務省は「ことしは中国の旧正月『春節』が２月で、中国向けの輸出が減少に転じたにもかかわらず、全体の輸出額は増加するなど、輸出の底堅い動きが続いている。原油価格の下落傾向に変化がなければ、貿易赤字の縮小傾向は今後も続く可能性がある」としています。