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特定秘密保護法 運用の監視始まる NHKニュース

特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を特定秘密に指定して保護する特定秘密保護法は、去年12月に施行されましたが、政府による法律の運用を監視する衆参両院の「情報監視審査会」は、運営の在り方などを巡る各党間の調整に時間がかかり、委員の選任などが遅れていました。
衆議院は30日、委員8人による情報監視審査会の初会合を開き、全員が審査会に提示された政府の特定秘密を外部に漏らさないことを誓うという宣誓を行いました。
そして、互選の結果、初代の審査会長に自民党の額賀元財務大臣が就任し、額賀氏は「審査会の果たすべき役割は極めて重要なものがあり、国民から信頼される審査会の在り方を構築していかなければならない」と述べました。
これに先立って、参議院も情報監視審査会の初会合を開き、初代の審査会長に就任した自民党の金子前決算委員長は「公正かつ円満な運営に努め、審査会が任務を全うできるよう尽力していく」と述べ、法律の施行から3か月以上を経て、衆参両院で運用の監視が始まることになりました。
衆参両院の情報監視審査会は今後、非公開で審議を行うことにしており、法律の運用を巡る監視機関としての実効性の確保が課題になる見通しです。