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特定秘密保護法では、政府が年に1回、国会に法律の運用状況を報告することになっていて、7日の閣議で、去年1月から12月末までの運用状況に関する報告書が決定されました。

それによりますと、去年1年間に新たに35件を特定秘密に指定した一方、防衛装備庁の1件は保護する必要がなくなったため指定を解除したとしています。

これにより特定秘密は551件になり、内訳は防衛省が319件、内閣官房が81件、警察庁と外務省がそれぞれ38件などとなっています。

政府はこの報告書を国会に提出し、今後、衆参両院の情報監視審査会で審査されることになります。