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シリア 首都近郊攻防激化で市民犠牲増加 NHKニュース

過激派組織ISは、ダマスカス郊外にあるパレスチナ人の難民キャンプを支配する別の武装勢力に攻撃を仕掛け、これまでにキャンプのおよそ90%を制圧しています。これに対してアサド政権の政府軍は、4日から5日にかけてヘリコプターや戦闘機を投入し、「たる爆弾」と呼ばれる強力な爆弾を投下するなどしてキャンプに激しい空爆を加えています。
キャンプにいるパレスチナ人難民の男性はNHKの電話取材に対し、「キャンプにはまだ1万5000人以上の市民が取り残されそのうち3500人が子どもだ。空爆などで多くの死傷者が出ているが病院が機能しておらず、どれほどの被害が出ているか見当もつかない状況だ」と話しています。
この男性によりますと、ISがキャンプに対する攻撃を始めてから、外部からの水や食料、それに医薬品の供給が止まり、取り残された人々は空爆や戦闘だけでなく食糧不足にも苦しんでいるということです。
空爆を受けて、IS側は戦闘員の一部を撤退させているということですが、キャンプへの攻撃でISと共闘しているアルカイダ系の「ヌスラ戦線」の戦闘員が残って占拠を続けていて、シリアでは、さまざまな勢力が入り乱れて攻防が続くなか、市民の犠牲が増え続けています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150403#1428057562
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150402#1427972135