サウジアラビアとシリア 互いに外交団を派遣 活動再開へ #nhk_news https://t.co/2qfbB2c6LC
— NHKニュース (@nhk_news) May 10, 2023
アラブの国と地域でつくるアラブ連盟は、7日の外相会議で、2011年から参加資格を停止していたシリアの復帰を決議しました。
これを受け、サウジアラビアとシリアの両政府は9日、それぞれの国に外交団を派遣し、活動を再開させることを決めたと明らかにしました。
シリアの内戦では、サウジアラビアなど、アラブ諸国の一部は反政府勢力を支援しましたが、ロシアやイランの支援を受けたアサド政権の軍事的な勝利が確実となる中、関係を見直す動きが出ています。
サウジアラビアのファイサル外相は4月に先んじて首都ダマスカスを訪れ、アサド大統領と会談するなど、シリアとの関係改善をはかろうとしています。
ただ、アサド政権は、これまで反体制派の市民を弾圧したとする指摘を受けていて、アメリカ政府は、シリアへの経済制裁を続ける考えを示しています。
サウジアラビア政府は今月19日にアラブ連盟の首脳会議をサウジアラビアで開くことを明らかにし、アサド大統領を招くとしています。
首脳会議に実際にアサド大統領が出席し、アラブ諸国がシリアと本格的に関係改善に向かうかが焦点です。
#叙沙(関係改善)
#米叙(関係正常化せず)
#アラブ連盟(シリア・復帰)
イスラエル、2日連続でガザ攻撃 エジプトは戦闘終結へ仲介開始 https://t.co/yrwcuIWWdI
— ロイター (@ReutersJapan) May 10, 2023
イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区ガザでパレスチナの過激派「イスラム聖戦」を標的にした攻撃を行った。一方、パレスチナ武装勢力も数百発のロケット弾を発射するなどして応酬した。双方の対立が激化する中、エジプトは戦闘終結を仲介するための取り組みを開始した。
イスラエルは前日もガザを空爆し、イスラエルへの攻撃を計画していたとされるイスラム聖戦の幹部3人を殺害している。
イスラム聖戦のスポークスマンであるダウド・シェハブ氏は、ロイターに対して、エジプトが停戦を仲介する試みを始めていると語った。
イスラエルのコーヘン外相は公共放送局カンで、エジプトの提案について検討していると語った。ネタニヤフ首相は、イスラム聖戦は深刻な打撃を受けたとする一方「作戦はまだ終わっていない」と強調した。
国連安全保障理事会は10日、イスラエルとパレスチナの間の暴力激化を巡り非公式会合を開催。グテレス事務総長は、ガザで民間人の死者が出たことを「受け入れがたい」と非難、全当事者に自制を訴えた。
#中東