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独財務省「ボールはギリシャ側に」、改革案の進展なく不満 | Reuters

ドイツ財務省イエーガー報道官は27日、ギリシャ改革案をめぐり進展がないとして、不満を表明した。


ギリシャに事態の打開を求める一方、ドイツは辛抱強い姿勢で臨む考えも示した。


同氏は記者団に「ギリシャをユーロ圏に引き留めるのがわれわれの目標だ。われわれは精力的に取り組んでいる」と指摘。「ただ、ボールはギリシャ側にあることを改めて明確にする必要がある」と述べた。


そのうえで「(ギリシャ側の)案を数週間待ち続けている。いらいらするが、われわれは忍耐強い」と語り、5月11日開催予定の次回ユーロ圏財務相会合に間に合う形で、ギリシャが提案を示すことを期待するとした。

ギリシャ首相、債権団との交渉「懸命に努力」 依然隔たりも | Reuters

ギリシャのチプラス首相は28日、支援獲得をめぐり欧州連合(EU)および国際通貨基金IMF)との暫定的な合意に向けて懸命に取り組んでいるとした上で、労働改革や付加価値税(VAT)増税などの点で依然として隔たりがあると述べた。


首相はスターTVのインタビューで、年金カットや大量解雇をやりやすくする法案の制定などを債権団側が求めていると明らかにした。


ギリシャが受け入れられない改革案のみを債権団側が提示した場合は国民投票を実施する可能性があると指摘。ただ、そのようなシナリオは回避できると確信していると述べた。


また、政府は数カ月前に選出されたばかりだとして、総選挙実施については否定した。

ギリシャ政府、賃金・年金支払いが最優先課題=首相 | Reuters

ギリシャのチプラス首相は、政府の資金繰りが悪化するなか最優先課題は賃金と年金の支払いとしたが、債務不履行(デフォルト)も選択肢にはないと述べた。


国際通貨基金IMF)への7億ユーロの支払い期限が5月12日に迫っているが、9日までに債権者と合意すれば欧州中央銀行(ECB)から資金繰り緩和措置が受けられるとの見解を示した。


首相はテレビで「準備金の状況は良くない。流動性の問題に対応している。しかし選挙前にも指摘したことだが、社会に対する義務としての年金と賃金の支払い、これこそが優先課題だ」と述べた。


IMFへの12日の返済に問題が生じても最優先にするのかとの質問に対しては「賃金と年金支払いが優先課題だ」と繰り返した。