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防衛省 南シナ海問題に周辺国支援で貢献 NHKニュース

中国が南シナ海で海洋進出を活発化させている問題を巡っては、先月開かれたアジア安全保障会議で、アメリカをはじめ関係各国から強い懸念の声が相次ぎ、今月4日の安倍総理大臣とフィリピンのアキノ大統領との首脳会談では、「一方的な現状変更の試みに深刻な懸念を共有する」などとした共同宣言が発表されました。
この問題で、南シナ海の偵察活動を強化しているアメリカは、自衛隊に対しても、継続的な警戒監視活動など、一定の役割を果たすよう期待感を示していますが、防衛省の幹部は、警戒監視活動は自衛隊の哨戒機の飛行距離など性能面を考えれば現状では難しいとしています。
一方で、フィリピンやベトナムなど周辺国の軍隊に対し、航空技術の習熟など能力の向上に向けた支援を強化するほか、南シナ海アメリカや東南アジア各国との共同訓練の機会を増やすことにしています。
防衛省は、当面、こうした取り組みによってアメリカに理解を求めるとともに、南シナ海の状況の改善に貢献していきたい考えです。