https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

オバマ米大統領がベトナム書記長と会談、南シナ海やTPP協議 | Reuters

オバマ米大統領は7日、訪米したベトナム共産党グエン・フー・チョン書記長と会談し、南シナ海での中国の活動などをめぐって協議した。


オバマ大統領によると、人権や宗教の自由に関する問題のほか、環太平洋連携協定(TPP)について「率直な」意見交換が行われた。


チョン書記長はオバマ大統領のベトナム訪問を招請、大統領も受け入れたという。ただし、具体的な日程は発表されなかった。


ベトナム南シナ海で中国と領有権争いを繰り広げている。オバマ大統領は、南シナ海をめぐる対立は国際法に準拠して解決する必要があると強調した。そのうえで「これまでの域内の旺盛な経済成長を支えてきた航海の自由を今後も維持することが重要」との認識を示した。


一方、チョン書記長は、南シナ海における「状況を複雑にする可能性のある、国際法に準拠していない最近の活動」に言及。中国への直接的な名指しは避けつつも、この問題をめぐる警戒感を露わにした。

米・ベトナム首脳会談 南シナ海問題を協議 NHKニュース

オバマ大統領は7日、ベトナムの最高指導者として初めてアメリカを訪れているベトナム共産党グエン・フー・チョン書記長をホワイトハウスに招いて会談しました。
会談後、オバマ大統領は記者団に対して「南シナ海などでの対立を、国際法に基づいて解決することの重要性を議論した」と述べ、中国が南シナ海で浅瀬を埋め立て飛行場などの建設を進めている問題について協議したことを明らかにしました。
また、チョン書記長も「最近の南シナ海における国際法にそぐわない行為について、懸念を共有した」と述べるとともに「最も重要なのは、かつて敵国だったベトナムアメリカが友人になり、パートナーになったことだ。両国の関係は、今後ますます発展すると確信している」と強調しました。
ベトナム戦争で激しく戦ったアメリカとベトナムにとって、ことしは戦争終結から40年、国交樹立から20年の節目の年に当たります。両首脳は、協力関係を強化していく方針や、人権問題など意見が違う問題も対話を重ねていく方針を確認したほか、オバマ大統領のベトナム訪問も検討していくとしています。

米越首脳 労働者の保護政策改善を確認 NHKニュース

アメリカのオバマ大統領は7日、ベトナムの最高指導者としては初めてアメリカを訪れているベトナム共産党グエン・フー・チョン書記長とホワイトハウスで会談しました。
オバマ大統領は、会談後、記者団に対し、ベトナムも交渉に参加しているTPPについて「両国の国民に雇用の増加と大きな繁栄をもたらす可能性を秘めている」と述べ、交渉の早期妥結を目指し、両国が緊密に連携していくことを確認しました。
また、会談で、両首脳は、TPPの実現に向けてILO=国際労働機関の定める労働基準を満たすことなどを目指し、必要な改革を行うことで一致したということです。
アメリカ国内では、ベトナム政府による労働者の保護政策が十分ではないとして、ベトナムのTPP参加に反対する声もあり、オバマ政権としては交渉妥結に向けて労働問題の改善を促した形です。
TPPを巡っては、今月28日から31日の日程で交渉参加12か国による閣僚会合がハワイで開かれる予定で、今回の首脳会談をきっかけに、アメリカとベトナムの間の懸案となっている労働問題が解決に向かい、交渉妥結に向けて弾みがつくか注目されます。