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京都大学歴史政治学者、山室信一先生にも来ていただきました!

安保関連法案:反対集会、四条河原町でも - 毎日新聞

 京都の集会は、関西の大学生らで作る「自由と民主主義のための関西学生緊急行動」(シールズ関西)が企画。ツイッターなどを通じて約300人が集まった。参加者は音楽を流しながら、「憲法まもれ」「FIGHT FOR LIBERTY!」などと書かれたプラカードを掲げ、大学生や大学教授ら10人が次々にマイクを握った。


 神戸大大学院2年の塩田潤さん(24)は「この国は一部の政治家のものではなく、私たちのもの。ひとりひとりが主権者として声を上げよう」と主張。留学先のニュージーランドから一時帰国した田中和琴さん(19)は「武力を持つことで憎しみが生まれる。自分の意見を言うのを恐れたり、自分は関係ないと言うのはやめませんか」と呼びかけた。


 山室信一・京都大教授は安倍政権を「反知性主義」と批判し、「私たちは論理で戦っていくしかない。皆さんはそれを実践しており、それがこの国の未来の明るさを証明している」と語った。

 14日には京都大で大学教授らを交えた「緊急シンポジウム」、19日には大阪市西区靱公園で1万人規模のデモを予定している。

山室信一 - Wikipedia

専門は近代日本政治史、近代法政思想連鎖史。京都大学人文科学研究所教授。

 最初の著作『法制官僚の時代』で、「模範国」と「準拠理論」という概念を提示して近代日本における国民国家形成と学知の導入の密接な関連性を明らかにして以降、落語や講談などの大衆演芸と法政思想との関連にも光りを当てるなど従来の見解にとらわれない歴史像の展開を試みてきている。

 山室の研究スタイルは、地を這うような史料の博捜の中から独自の分析概念を案出し、新たな知見の地平を切り拓くという学問的な営為を一貫して維持し続けている点にある。こうした一見すれば地味な作業は、欧米から受容した枠組みや理論を当てはめることが優先される日本の学界や出版界では、必ずしも受け入れられてはいないように見受けられる(ただし、著作の殆どが授賞の対象となっている)。

 さらに、近年の第一次世界大戦に関する研究では日本の係わり方を2つの実戦と3つの外交戦の複合戦争として捉える見方を示し、その成果は英語・フランス語・ドイツ語・ハングルなどによって翻訳・刊行されている。


 このような幅広い関心をもった研究スタイルを持続できている背景には、京都大学人文科学研究所の共同研究による切磋琢磨が大きく与っているものと考えられる。

1951年(昭和26年)熊本県熊本市生まれ。1975年(昭和50年)東京大学法学部卒業。衆議院法制局参事、東京大学社会科学研究所助手、東北大学助教授、京都大学人文科学研究所助教授を経て、同教授。2013年から2015年まで同所長。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150409#1428576395


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