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エルミタージュ美術館で京都「樂焼」展示会 NHKニュース

この展示会は日本の伝統文化を紹介しようと国際交流基金などの主催でエルミタージュ美術館で初めて開かれているものです。
「樂焼」は、千利休が依頼した茶わん作りから始まったとされ、茶の湯文化と共に焼き継がれてきた伝統的な陶芸で、ろくろを使わないためゆがみのある独特な形が特徴です。会場には、桃山時代の作品で国の重要文化財にも指定されている赤い土の色を生かして作った「赤樂茶わん」や現代の樂家十五代当主の樂吉左衛門さんの作品などおよそ450年にわたる「樂焼」の茶わんや花入れなど170点が展示されています。
訪れた市民は、独特な茶わんの形や色をじっくりと眺めたり写真を撮ったりしていました。訪れた女性は、「この小さな茶わんに人の生や死などが表現されていて、とてもすてきだと思います」と話していました。
また展示会に合わせて、隣接する劇場では金剛流の能が披露され、ロシアの伝統的な劇場が日本の伝統的な雰囲気に包まれていました。この展覧会は9月6日までエルミタージュ美術館で開かれます。