NHKの国際放送ラジオ日本は、世界に向けてさまざまな言語で放送していて、ロシア語でも毎日45分間、ニュースや日本の話題を放送しています。
ことしで日露和親条約の締結から160年になるのを記念して、11日は極東のウラジオストクで現地のリスナーとの交流イベントを開きました。
このうち、日本の人気アニメを基に日本語で声優を体験するコーナーでは、参加者たちが発音のコツを教わったあと、台本を片手に本番に臨みました。キャラクターの動きに合わせて日本語のせりふを読み上げ、役になりきった熱演に、観客から大きな拍手が送られていました。
NHKの国際放送を19年間聞き続けているという男性は、「ラジオ日本は日本を知ることができる貴重な情報源です。いつも聞いている放送局の人たちと直接交流できて楽しかったです」と話していました。