ホワイトハウスによりますと、イランの核開発問題の解決に向けて欧米など関係６か国とイランが合意に達したことを受けて、オバマ大統領は１５日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。
この中でオバマ大統領は、合意に当たりロシアが重要な役割を果たしたとしてプーチン大統領に感謝の意を示したということです。
そのうえで、双方は、合意を実行に移すため緊密に連携していくことを確認するとともに、シリア情勢を中心に中東地域の緊張緩和に向けて協力していく必要があるという認識で一致したということです。
またロシア大統領府によりますと、プーチン大統領も今回の合意は核兵器の拡散防止と中東地域の緊張緩和を促すとしたうえで、両国の対話が世界の安全と安定に寄与すると強調したということです。
アメリカとロシアはウクライナ情勢を巡って対立が続いていますが、中東地域への対応では協力していく姿勢を示しました。
Telephone conversation with President of the United States Barack Obama http://bit.ly/1I4JEyV
