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UAE=アラブ首長国連邦のアブドラ外相は9日、首都アブダビでドイツのマース外相と会談したあと記者会見しました。

この中で、アブドラ外相は、イランについて「単に核開発でなく、弾道ミサイル開発や他国への内政干渉についても合意に含まれる必要がある」と述べ、緊張の緩和にはイランが弾道ミサイルの開発や周辺国への関与をやめる必要があるという考えを示し、イラン側に対応を求めました。

またUAEの沖合でサウジアラビアなどのタンカーが攻撃を受けた事件については「国際的な海上交通ルートへの攻撃だ」と非難しましたが、調査は続いているとしてイランへの言及は避けました。

一方、ドイツのマース外相は10日にイランのザリーフ外相と会談する予定で、「誰も軍事的な緊張の激化は望んでいない。核合意を維持できる建設的な方法が見つかるだろう」と述べ、アメリカが離脱した核合意にとどまるようイランに求める考えを強調しました。

中東のメディアでは、安倍総理大臣のイラン訪問についても連日報道され、事態を打開できるか注目が高まっています。

アメリカと対立するイランを12日から訪問するのを前に、安倍総理大臣は10日午前、総理大臣官邸で、イランにおけるアメリカの利益代表を務めているスイスのマウラー大統領と会談しました。

この中で、両首脳は、イランを含めた中東地域の情勢などについて意見を交わし、地域の平和と繁栄のために協力していくことを確認しました。

また、朝鮮半島の非核化に向け、関係する国連安全保障理事会の決議を完全に履行していく必要があるという認識で一致しました。

これに先立ち、安倍総理大臣は、イランと敵対するサウジアラビアムハンマド皇太子の側近とされるアイバーン国務相とも会談し、今月末に開かれるG20大阪サミットの成功に向け緊密に連携していくことで一致しました。

イラン訪問を前に安倍総理大臣は、いずれもイランと敵対する、イスラエルのネタニヤフ首相、サウジアラビアムハンマド皇太子、UAE=アラブ首長国連邦ムハンマドアブダビ皇太子と相次いで電話で会談しています。

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