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キューバ大使館に国旗掲揚 ワシントン NHKニュース

アメリカとキューバが20日、国交を回復したことを受けて、双方の首都にある利益代表部は大使館としての業務を再開しました。
このうちワシントンにあるキューバの利益代表部は、20日の朝から正式にキューバ大使館となりました。
大使館ではキューバ国旗が掲揚され、集まった人たちがキューバの国歌を斉唱して、大使館の再開を祝いました。
そしてロドリゲス外相がスピーチを行い、「大使館の再開によって、きょう両国の対話が始まり、両国関係の正常化に向けた複雑で長いプロセスに道を切り開いた」と述べました。
ロドリゲス外相はこのあと、アメリ国務省でケリー長官と会談する予定で、会談後、記者会見で半世紀以上にわたって断絶してきた両国の国交回復を世界にアピールするものとみられます。
アメリカとキューバは国交の回復を受けて、今後、経済制裁の解除など関係正常化に向けた協議を加速させたい考えです。
ただアメリカでは、議会で多数を占める野党・共和党の議員から「オバマ政権はキューバに妥協しすぎだ」という批判の声が上がっており、経済制裁の解除を巡る議論は曲折も予想されます。

米国務長官 キューバ訪問で正常化への取り組み強化 NHKニュース

アメリカとキューバは20日、1961年以来断絶していた国交を54年ぶりに回復し、双方の首都で大使館を再開しました。
これを受けてアメリカのケリー国務長官は、来月14日に、アメリカの国務長官としては1945年以来70年ぶりにキューバを訪問することを明らかにしました。
ケリー長官は、キューバの首都ハバナアメリカ大使館で行われる、国交回復を記念した式典に出席するほか、キューバ政府高官と会談する予定です。
アメリカとキューバは国交回復に伴い、経済制裁を解除することで合意していますが、アメリカ議会で多数を占める野党・共和党からは反対の声が上がっています。
また、キューバ政府が強く求めているグアンタナモ収容所の返還にアメリカ側が応じず、対立が続くなど、両国の関係正常化に向けてはまだ多くの課題が残っています。
このためアメリカ政府としては、国交回復を期に、高官による協議をさらに活発化するなどして、関係正常化に向けた取り組みを強化していく方針です。